「旦那さんはアスペルガー」を読み進めて

おはようございます。すばるのスタッフです。

🌹スタッフの徒然草🌹
今回も、「旦那さんはアスペルガー」を読み進めていった感想です。

作者は、アスペルガーの旦那様;あきらさんを作者の奥様が自分と比べて分析していく場面があります。

仕事が上手く行かなかったり,対人トラブルや借金まみれになった場合,
自分ならば絶対に落ち込む事を,あきらさんが全く落ち込まないで、けろりとしているのは、一体何故だろう?と。
それは、あきらさんが大事にされた長男で,失敗は親が常にフォローして,親から叱られたり,否定された事がなく、褒められ持ち上げられた育ちだからなのでは?と奥様は分析しています。
  
発達障害の特性で出来ない事や分らない事を叱られ過ぎ、否定され続けた場合、時にはうつ、不安障害、無力感や自己否定、適応障害、感情の爆発やフラッシュバックなどの2次障害の併発することもあるそうです。
あきらさんには2次障害併発が無く健康に過ごせています。
本人はアスペルガーという診断を意外にもすんなり受けとめる事ができました。
 
奥様が診断医に相談します。
「巻き込まれる家族は本当に大変で、何とかして欲しい」
しかし、医者の返答は「本人が生きづらいと感じない限り,変りたいとも思わないので、医者として自分が出来る事は何も無い」との返答。
あきらさんは「まるで台風の目の様だ。中心にいる本人は、いつも晴天で全く気付かないが、周囲の人達があきらさんのしでかす困った事を処理する為に毎回奔走している」と奥様はため息をつきます。

こういう状況って、近いことなら世の中結構あるような・・・。
介護で家族が振り回され疲れたりすることもそうなのかなぁーと。

誰かが悪いとかって話でもなく、誰のせいでもなく、
もやもやのやり場がなく、結局自分一人で抱えて、場合によってはイライラする自分が悪いのかなぁーとかって思ってしまうこともあるなぁーと。

どうしたらいいんだぁー(-_-;)

続く・・・

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